一般的に鬼女とされている般若。
口の上下に2本の牙が生えており、眉間に皺を寄せてるのが特徴です。
目から上は悲しみを表現し、目から下は怒りを表現してます。
般若心経は仏の智慧を説く経典ですので己の煩悩を滅するもの。
このお面はそういった意味を持ちながら人々を見守っています。
何故、般若の面の話になったかというと
私が革のレッスンでお借りしてる八王子神社の神楽殿にこのお面が飾られておりまして
インパクトがあったので写真に納めました。
昔は神仏習合でしたので、八王子神社には鐘撞堂もありますし、護国社もありますし、そして般若の面があるという事でしょうか。
このお面、正面の窓ガラスの反射を受けて、泣いてるように見えるのですが
これもきっと作家の計算によるものかもしれません。
目から上は悲しみを表現しているのでね。
怖い表情を作り、人々を護るって不動明王と同じですね。
今後はこの般若の面と一緒に革レッスンです。
この方、怖くはないので大丈夫ですよ。
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