この方は仏教の中で北極星・北斗七星を神格化した神として崇められております。
神道である日本神話に詳しい方であれば
この時点で"あれ?"ってお気付きになるのではないでしょうか。
北極星、北斗七星の神格化
これは神道で言う【天之御中主神】とされております。
何故、神道と仏教で同じような神が存在するのか
これは当然の事であります。
この天之御中主神以外にも
神道と仏教では名前が違うけど
共通した神々はおられます。
なんか最近、私個人的にこのあたりの話をする機会が増えておりますが
昔は神仏習合でしたよね。
近代では神社と寺社は別々にされておりますが江戸時代までは習合とされていたので
当然、神々も同じ。
これが江戸時代以降に別々になっていく時に
名前が複数作られたという事ですので
天之御中主神と妙見大菩薩は同一神となる訳です。
時々ね
天之御中主神を祀られてる本殿を除くと
中には妙見大菩薩という札が祀られてるのを目にする事もあります。
これを見て、違和感を感じる人がいたら凄い。
以外と神社と寺社をごっちゃに考えてる方が多いのでそこの区別も付かないかもしれませんが、実はこういった歴史があった名残として今も確認する事ができるのです。
歴史を知るって大切ですよ。
私達が"今"生かされてるのは
先代たちがいたからこそで
刻まれてきた事実を知る事で
今を知る事ができるというもの。
どうぞ神社仏閣に行った際に"あれ?"って思った事を考察してみて下さいね。
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