一般的に革の世界のカービングって殆ど目にする機会がないのかもしれません。
カービングはヌメ革と呼ばれる種類の革に彫り上げていくもの。
デッサンから始まって、トレースして、カッティングして、数十種類の刻印を使って彫っていきます。
同じ箇所を何度も何度も色んな種類の棒で彫っていく事で徐々に立体感が創り上げられていきます。
カービングを知った時は「こんな地味な作業を数ヶ月も繰り返すなんて考えられない!」って思っていたものですが、今はそれを自分でやっているなんて当時は想像もつかなかったな。
だけど、この作業が大好きです。
今はまだ全体の5割程しか進んでませんが、これから段々と竜神様に入魂されていくタイミングがくるのです。
魂が「あ、入った!」って感じる瞬間が毎回ある。
これがやみつきになってカービングがやめられない。
多分、変人の域かもしれません。(笑)
これを生で見て頂ける事が出来ないのがとても残念ですが、来年の芸術祭の準備が整いましたら
この場でお披露目させて頂きたいと思いますので「こんな世界もあるんだなー」って知って頂けたら嬉しいです。
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