今日は我が家の娘の事を書かせて頂きますね。
この春から高校生になった娘。
娘の高校の制服は黒。女子はブレザー。男子は学ラン。
そして娘はスカートではなく、スラックスを選択。
このスタイルが一見するとリクルートスーツっぽくてカッコいいんです。
そして娘はベリーショート。
入学式を終え、3日が経ち、学校での様子を聞いてみましたら
どうやら休み時間になると娘の机の周りに男の子が沢山集まってくるんだとか。
そんな中でも、やたらと親しげに話しかけてくる男の子がいるそうで
校内移動時も娘の隣に来て一緒に歩いたり、休み時間はしょっちゅう娘の所に来て、ずっと娘と会話をしてる男の子。
「一緒にトイレまで手を洗いにいこうぜ」とか
「お前、女子に囲まれて人気あるんだなー」とか
「俺、入学してから女子とはまだ一言も会話してない」とか
「お前の制服カッコいいなー、俺もブレザーにすれば良かったなー」とか
「なんでお前の周りにはそんなに女子が集まるんだ?」とかとかとか…………
そうなんです。
この子は娘を男の子だと勘違いしてるらしい…
この子だけではなく、クラスの他の男の子の多くも娘を男の子だと思ってるみたいなんです。
女子からは
「中性的でカッコいい〜」
「そういうの大好き〜」と人気があるそうですが、
「なんで、その子に“自分は女の子だよ”って言わないの?」って聞いてみましたら
「疑いもせず、純粋過ぎて言えなかった」との事。
「でも心が痛いから月曜日に言うわ」って。
この出来事を聞いて、なんかほっこり致しました。
男の子は高校生になっても可愛いですね。
週明け、娘から事実を聞いた彼はショックを受けるだろうなと思いつつ、
今まで通り仲良くしてくれたらなーと思う母でした。
最後に我が娘の中性的な生き方についての見解ですが
彼女の中には男らしい、女らしいという枠が無いんだと思います。
年頃ですから異性を意識する事はありますが、本来の彼女は男だろうが女だろうがどっちでもよく
彼女が心地良いと思うスタイルを確立出来てる。
それは立派です。
日頃から親子の会話の中で感じる事ですが、良い意味で固定観念がなく、
起こった事、聞いた事に対して“ただ、そのままを受け止める”事をしている。
相手の事も自分の事も拒否しない。
見た目も中性的ですが、思考も中立な娘。
逆にルールで縛られる事に強い抵抗を示すんだろうなと思いますが
自分を抑制する事なく、表現できる事は素晴らしい。
思い込み、固定観念、決めつけは視野を狭めるだけ。
これ、ほんと要りませんよね。
娘に教えられてます。
良い週末をお過ごし下さい。
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