障害を持ってる方に対して、特別視の意識を持ってらっしゃる方は多くおられると思います。
また障害を持ってる方が飛び抜けた才能を持ってると周囲の方の評価が高くなりがちなのが現実ですよね。
でもそれは何故?
視点を変えて見てください。
何故特別視されるのですか?
何故飛び抜けた才能として過大に評価するんですか?
障害を持ってる方に対して特別な意識が芽生えるという根本には
『障害を持ってる方は弱者』だという意識があるからじゃないですか?
五体満足じゃなければ弱者ですか?
確かに日常の生活の中で不便な所はあると思います。
この"不便"という定義も偏ってるように感じますが・・
五体不満足だと時間は掛かるかもしれません。
でも単に短時間で済ませられる事がいいのか?
五体不満足な中で見える世界、気付く世界って五体満足の人が経験できないものがあると思う。
そして五体満足の人が経験してるもの全てが良い事ではない中で
五体不満足の人が経験せずに済む事もあるはず。
"持ってる"事が幸せですか?
"持ってない"事が不幸ですか?
"出来る"事が幸せですか?
"出来ない"事が不幸ですか?
時には、"持ってない"事で気付く幸せがある。
時には、"出来ない"事で救われる事がある。
時には、"見えない"事で見たくない事を見ないで済む事もある。
そして何処かの器官、身体が不自由な分、別の所で長けてるものが与えられてる事がある。
障害があるという事は目で見てわかりやすく、自分と比べると情を持って特別視してしまいがちかもしれませんが
じゃあ障害がないご自分は全く苦労されてませんか?
障害がないからすごく幸せな生活を送れてますか?
違いますよね。
私が言いたい事わかりますか?
障害があろうと、なかろうと"苦労と幸せ"は誰にでもある。
苦労と幸せの種類が違うだけ。
単純に目で見える事で判断して弱者だとジャッジするのは違うと思う。
その意識こそ障害を持ってる方に対して失礼にあたると思う。
私はずっとこう考えてます。
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