太極図は相対的な意味を表しておりますね。
光と闇
光があるから闇を認識できる。
闇があるから光を認識できる。
そして対局である二つが統合することで完全となる。
では愛と憎しみはどうでしょう。
愛情が愛憎に変わってしまう場合があるように愛と憎しみは表裏一体。
シルバーバーチの教えでは
一本の同じ棒の両端に愛と憎しみがあると伝えてます。
そしてそれは棒全体を見渡さないと見えてこないもの。
全体を見渡すことでその方の感情の中に愛と憎しみの両方があるんだとはわかるもの。
その棒がどちらに傾くのかは日常の出来事の影響で日によって異なるかもしれませんが
愛が重すぎてもダメですし、愛憎が出てしまってもダメなので
元は一つである、この愛と憎しみ
両端にある二つをしっかりと認識することで、どちらにも偏らず且つ両方の感情を認識する事で
元は一つであったと理解できるようになる。
喜びと悲しみも同じ、元は一つ。
人間の感情によって分離してしまうので常にどちらもあってよくて
常に“元は一つ“である事を忘れずに理解できればまた一歩、霊的成長へと繋がるのかもしれません。
光だけの人間なんて存在しませんし、光だけの人間は危険です。
光と闇を充分経験し、認識できる人間こそ最強。
あとは太極図のバランスの問題です。
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