2日目は天草ロザリオ館と大江天主堂へ向かいました。
天草ロザリオ館では隠れキリシタンについての資料や展示物などが拝観できる場所。
大江天主堂に於いては明治時代にフランスから来島したガルニエ神父によってキリストの教えを布教していった方。
そしてこの頃はキリスト教信者は処刑されるという時代だったので大変な状況の中でしたが天草においては島民10000人に対して5000人がキリシタンだったので流石の幕府も全員を処刑する訳にいかずに命を奪う事はされなかったと聞きました。
島民の半分を処刑してしまったら年貢も納めてもらえなくなるでしょうから、幕府自体も困りますよね。
とても長閑で素敵な天草山頂にある村。
過去にあんな出来事があった場所だとは想像もつかない程の絶景ですが歴史を知るとこの辺りも赤と黒とグレーの景色だったんだろうなと想像します。
今はため息が付くくらい素敵な場所
こんな所で育つ子供達は幸せですね。
そしてここで私が思う事として
日本は元々神道を信仰してる国。
(仏教は後から入ってきたもの)
世界には色んな宗教が存在しますよね。
キリスト教、ユダヤ教、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教…。
これらには経典というものがあり、経典により教えがなされる。
しかし神道には経典というものがありません。
神道では「ご自分で気付き、考え、選択する」という事が魂の成長に繋がるので
全てを導くような事はしないという考えが根底にあるために経典がないんだと聞きます。
誤解のないように補足させて頂きますが
このどちらも良いとか悪いというものではありません事をご理解くださいね。
ただ私の持論としまして
経典によって思考をコントロールされるよりも全ては自分の意志によって進んでいく教えのある神道に共感が持てます。
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