”山の中は不思議な事が起こる場所”
山伏の方々の間では昔からこう言われていたそうです。
そして現在もこの不思議な現象は続いている。
これは皆さんも体験された事があるんじゃないでしょうか?
私も過去に神社各所で奥の院登拝などの際、不思議な現象に何度も遭遇しております。
修験道は日本古来の山岳信仰ですが日本で山岳信仰が盛んだったのは平安時代。
それより前の飛鳥時代に役小角という人物が山伏の最初だったんではないかと言われておりますが、この役小角自体架空の人物像のように言われていたり、妖怪だったんではないかとか、弟子が鬼だったと色々な謂れがされていますが間違いなく実在した方で妖怪でもなんでもありません。
元々ね、役行者というものは大陸から渡ってきたと言われていますが役目としては”仕事人”という意味を持っています。
役行者 = 仕事人
何故こういった意味を持つのか
”山では不思議な事が起こる”
役小角に限らず、修験道として修業をした山伏たちはやはり”能力”を習得していたそうです。
その能力も種類が様々だったそうですが、役小角は当時『呪術者』と言われていましたし、他の山伏たちは『鬼』と勘違いされる事もあったそうです。これは普通の人間とは比べ物にならない腕力を備えていたらしいです。これにより役小角の弟子も『鬼』だと言われていただけの話です。
鬼のような腕力を持っていた山伏たちは、その腕力を求められ仕事をしていたと聞きましたが面白い所では時代が一気に天正時代、大阪城が初めて建築された時、山伏たちが集められましたが中には重さ数百キロある釈迦像をたった一人の山伏が運んだという話も残っています。
先日、熊野のご住職さんから山伏に関してのお話をたくさん伺ったので数回に分けてシェアさせてください。
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